セラミックミニレッシングリング

セラミックミニレッシングリング は、従来のセラミック製ラッシグリングを改良して開発された先進のタワーパッキン材です。表面積と圧縮強度に優れ、耐酸性と耐熱性にも優れています。1000℃を超える焼成温度で24時間焼成して製造される不活性セラミック製品で、高温・低温の環境下で高い信頼性を発揮します。

主な特徴

• 標準的なラッシグリングに比べ、表面積と機械的強度が向上
• ほとんどの無機・有機酸および溶剤（フッ化水素酸を除く）に対する優れた耐食性
• 高温安定性、1000℃以上での使用に適する
• 不活性で耐久性のある素材構造により、長期的な性能を実現

アプリケーション

• 化学、石炭ガス、冶金産業における乾燥塔、吸収塔、スクラビング塔
• 冷却塔と酸素製造装置
• パッキングタワーの底でメディアを支える
• 再生熱酸化装置（RTO）およびその他の熱交換システムにおける熱媒体

技術的な利点

• 高密度で荷重下での安定性を確保
• 気孔率が低く、目詰まりのリスクを低減
• 最適な梱包効率を実現する一貫した形状と寸法分布

セラミック製ミニレッシングリングは、要求の厳しい産業環境においてその汎用性と性能が広く認められており、さまざまな分野での物質移動および熱伝導操作に適した選択肢となっています。